そーいや、そろそろ演奏会があったような・・・でも、チケット入手してないし、どうしようかなぁ?
で、ゴソゴソと演奏曲目とか調べたら・・・
おおお、ケージ作曲の「4分33秒」演るっていうのかっ!!
・・・これは、行かねばなりません!!
というわけで、会場へ。
ここは、当日でも前売りとチケットの値段が変わらない(ような気がした)し、大体いつも空いてるから(すいませーん)飛び込みで行っても大丈夫だろう、でしたが、予想とおりかなり客席は空いていて、3割くらいの入りだろうか?
地元のオケって言えばオケなんだけど、あまり「ご近所親戚お誘いあわせの上・・・」っていう感じでチケット売り払ってないみたいだし、曲目も大体聞いた事がないっていうような感じの曲目が多いので、あんまり興味がない人を引き込みたい、という感じでもないようでして。
まぁ、地方でのオケの演奏って言ったら「ドヴォルザークの新世界」「シューベルト・未完成」「ベトベン・運命」とかとか、って大体お決まりの曲目が多くて、まぁそれはそれで、演奏するオケとか指揮者の違いを楽しむとかっていう聞き方もできますが、それにしてはお値段も結構するし、やはり、なんらかの義理とか知り合いだから、とかっていうチケットの買い方をするケース、あるいは名前は知ってる曲だからナマで一回とりあえず聞いてみたい、とかっていう入門編が多いような気がします。
それはそれで、いいと思うし、意義も十分あると思うけど、ようは「生物の多様性が重要」と同じで、できるだけいろんなのがあった方が面白いんだよね〜、聞く側としては。
まぁ、地方でそれで商売として成り立つのか?とかとかといろいろ問題はあると思うけど。
という感じで、このシンフォニエッタ静岡は、わりと聞いた事のないような曲とかプログラムが多くて、わりとマニア向けかな〜?とも思う。
が、私自身もそうそうクラシック演奏とかオケに詳しいわけでもないんで、勝手な印象ですが。
本日のプログラムは、生誕150年のドヴュッシーの弦楽四重奏曲から。
四楽章からなってますが、その副題というか、多分作曲者から「この楽章はこんな感じで」っていう注釈なのかと思いますが、その第四番目。
『きわめて中庸に』・・・・・・・^_^;む、難しそう・・・
ドヴュッシーの曲っていうと、なんか水面でキラキラ〜
弦楽器だけなので、音感もわりと均質で、テルミンで四重奏とかやったらこういう感じになるのかねぇ?と思ったりして。
次が、生誕100年のケージの管楽器のための音楽。
フルート、オーボエ、クラ、バソン、ホルンがそれぞれ二重奏、三重奏、五重奏での演奏です。
で、5人が並んで演奏するのだが、なんとバソンがセンターっ!!!さすが、バソンじゃ!!と思ったが、特に深い意味はないのかも^_^;
わりと現代音楽風の「つかみにくい」印象を受けましたが、それも作曲者の意図らしい。
お次が、これが目当てで行きました「4分33秒」
この曲、クラシックの薀蓄話とか裏話とか、トリビア雑学ネタの本とかに結構出ていて、ネタ的に知ってはいたんだけど、聞く機会がなくて。
「まー、そりゃないでしょう、今後も。」と思っていましたが、それが今回、聞く機会ができまして大変嬉しかったですね〜。
しかし、この曲の楽譜2500円だって〜、うーむ、私なら250円くらいかねぇ?
このケージさんはキノコ研究家としても有名だったそうだ。
うーむ、作家もそうだけど、作曲家という人種もやはりどこかエキセントリックというか「通常とフツーに違うなにか」を生まれもって持っているというケースが多いのかねぇ?
それが世間に受け入れられるかどうかは別問題として。
イベールの「3つの小品」
作曲家の名前も作品も全然知りませんでしたが、演奏は木管系で演奏。
無数のおたまじゃくしが蠢いているのが見えてくるような曲でした。
で、合間とかにあったのがサティの「家具の音楽」
家具の音楽、っていうから、美女と野獣みたいに、家具を擬人化とかあるいはテーブルならテーブルとか、なんかというテーマで捕らえて音楽化したのか?と思ったら、実は違う。
家具のように「あってもないもの、当たり前のもの、空気のような存在」としての音楽、らしいです。
要するに、今で言うBGM。
まだ、レコードも蓄音機も無い時代なので、音楽とかって言えばそれが目的であり主役となった、成らざる終えないし、そういうもんだった時代に、「無意識的に流れる音楽」を目指した曲だったそうで。
うーむ、やはり作曲家という人種は・・・以下、同文。
で、後半は、現代フランスの作曲家、ギョーム・コネッソンの作品特集。
やっぱり聞いた事ないのですが^_^;この方、現在42歳で、現役バリバリの作曲家なんだそうで。
ピアノも加えて、クラシック??と思えないような曲もあり、あるいはサスペンス映画のBGM的な曲もあり、っていう感じで、かなり守備範囲が広い方のようです。
また、今後もこのシンフォニエッタで聞く機会がありそうですね〜。
という感じで、面白かったでございました。


